部門制がなく
色々な先生と働けるの
もY&Pの魅力
アソシエイト
杉山 瑛彦(74期)
2018年慶應義塾大学法学部卒。2020年慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)修了。 M&A、大型訴訟、不正調査、競争法分野など幅広い案件に従事している。 世界一周旅行とアイアンマンレース完走を目指している。
アソシエイト
山中 万梨子(74期)
2018年慶應義塾大学法学部卒。2020年慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)修了。 M&A、大型訴訟、証券・金融分野など幅広く案件に取り組んでいる。 休日の息抜きとして、ドラマや洋画鑑賞をしている。
ウェブサイトの印象だけでなく、
とにかく面談に応募して
各事務所の先生に会ってみる
ー入所する法律事務所を決める際、就職活動はどのように進めましたか。たくさん法律事務所があると思いますが、入所先を選ぶ際に、どのような点を大切にしていましたか。
山中:私たち74期は、コロナで司法試験の時期が3か月後ろ倒しになったこともあって、先輩に聞いていた就活スケジュールと違っていました。私は、司法試験の受験前から弁護士専用の就活情報サイトで説明会や個別訪問の情報を見て、気になる事務所のウェブサイトを調べて取扱業務を確認し、興味のある事務所を絞っていきました。
杉山:情報収集のやり方は山中さんと同じです。ウェブサイト等の印象だけで判断せずに、とにかく面談に応募して各事務所の先生に会ってみることを意識していました。弁護士から無料で話を聞けるのはある意味で就活生の特権だし、いろいろな事務所のカラーを肌感覚で感じ取ることを大切にしたいと思っていました。正直Y&Pもウェブサイトでは結構固い印象でしたが、先生方とお話をしたことで印象は変わった面があります(笑)。 山中さんは、どんなことを大事にしていたの?
山中:入所先を選ぶ際に大事にしていたことは、1番は自分のやりたいことに挑戦できる環境かどうかだったな。ただ、就活の時点では、まだどの分野をやりたいっていう明確な希望があったわけではないから、そういう意味では、部門制を採用していないY&Pに魅力を感じた! あとは、私は、面談の時の事務所の先生方の雰囲気が自分のカラーに合っているかも重視していました。面談で実際に複数の先生方とお話をすると、ウェブサイトで見ただけではわからなかった雰囲気が感じられると思います。
ーY&Pに入所した理由は何ですか。
杉山:弁護士の大きな魅力のひとつとして、分野や業界を問わずに働くことができて、仕事を通して未知の世界にたくさん触れられるという点があると思っていて、それが弁護士を志した理由でもありました。だから、クライアントの業種が豊富で、取り扱っている案件の法分野も豊富な点がY&Pに入所した決め手でした。
山中:部門制にも専門性を磨けるというメリットがあると思いますが、Y&Pのいろいろな分野の案件に関わることができるという環境が単純に楽しそうだなと思いました。あとは、規模については、顔がわかるというか、事務所全体(所属する弁護士の先生方や秘書さん)を把握できる規模だといいなという思いがありました。
杉山:そうなんだ。規模感まではあまり意識していなかったな。 でも、一緒に仕事をする先生方はもちろん、秘書さんとも距離が近いから、すごくやりやすいよね。
山中:私は、もうひとつ、面談の時に、「アソシエイトが特定のクライアント、パートナーの下に結びつかないから、いろいろな先生と一緒に仕事ができる」と聞いて、上の先生方から学べることが多そうだなと思ったことも入所の決め手だったかな。
杉山:確かに、それもY&Pの魅力的なところだよね。
1年目からファーストドラフトも
クライアント対応も任されるのも
すごく良い経験
ー実際に入所してみていかがでしたか。
山中:本当にいろいろな案件に日々携わる機会をもらえていると思っています。仕事の種類も多岐にわたっているから、若手のうちは毎日が勉強というか、仕事をしていて飽きないよね!
杉山:それは本当にそうだね。案件の種類がここまで豊富な事務所は、他の事務所に行った修習同期と話しても、あまりないかもしれないね。 あとは、メールや電話等のクライアント対応を1年目から任されることが若手にとってはすごく良い経験になっていると思います。クライアントの依頼メールには書かれていない背景事情等を電話で聞き出してみると、実はそういう事情が問題解決の糸口になったりすることもあるから、主体的に動くことが大切だなとつくづく思います。
山中:それはそうだね。1年目から主体的に案件に関われることはすごくいいよね。 クライアント対応はもちろん、案件の一部にスポットで関わるのではなく、ファーストドラフトも基本的にすべて最若手の弁護士が行うから、本当に勉強になるよね。もちろん、最初は右も左も分からないから、上の先生からコメントや修正がたくさん入るけど(笑)。
杉山:それは誰しもが通る道だよね(笑)。
山中:あとは、事務所の雰囲気がほんとによかった! 上の先生にも相談がしやすい環境だし、雑談を含めても活発にコミュニケーションをとれるよね。
国内外の幅広い案件に携わりながら
希望する専門分野を深めることも
ー今携わっている案件について教えてください。
山中:毎日いろいろな案件に携わらせてもらっているので、何をやっているかパッと答えにくいですが、グラフを見てみると、今は紛争案件が多いですね。ただ、案件単位でいえば、会社法、金商法、知財、個人情報保護法、労働法……と本当に幅広い案件に携わっていると思います。
杉山:今やっている案件だと、株主総会対応、法務DD、不正調査、訴訟、独禁法上の課徴金減免申請等、役員への株式報酬制度の構築、個人情報の漏えいに関する法律相談、契約書審査、……、本当にいろいろな案件をやっています。あとは海外案件も豊富だから、常に英語を使った案件は担当しています。 グラフを見てみると、独禁法案件の割合が高くなっていますね。入所時から独禁法案件には興味があって、将来的にひとつの柱にしていけたらいいなと思っていて、やりたい分野として希望を出していました。実際に独禁法案件に多く関与できているのはありがたいなと思います。
山中:確かに、こうやってみると、いろいろな案件に携わりつつも、それぞれの希望に沿った形になっているよね! Y&Pは、自分がやりたい分野の希望を複数出すことができるから、その希望に配慮した形で仕事を割り振ってもらえるところもいいなと思います。
杉山:特定の法分野のスペシャリストを目指す上でも、やっぱり他の法分野の土地勘は不可欠だと思うから、スペシャリストになりたいって思っている就活生も積極的にうちに来てほしいね。
ーこれまでで印象に残っている案件はどのような案件ですか
杉山:私は、課徴金減免申請制度、調査協力減算制度を利用した独禁法案件です。自分の作業スピードによって、クライアントの減免率が変わるかもしれないというプレッシャーと戦いながら書類をドラフトしたことや、自分が窓口となって、公正取引委員会ともやり取りをしながら案件を進めることはすごく良い経験でした。 山中さんはどう?
山中:う~ん。最初の数年は特に新しい案件に直面することが多いから、どれも印象に残っているけど、強いて言うなら集団訴訟かな。入所後すぐに、74期全員が案件に入ったよね。集団訴訟は、普通の訴訟と進め方や対応方法が全然違うから、こういった案件にも携われる機会があるというのは、とても勉強になっているなと思う。
杉山:集団訴訟は、書類の分量も多くて大変だよね。弁護士になって初めての裁判が集団訴訟の反対尋問だったから、それも印象に残っているな。当時は緊張もしたけど、大きな訴訟で尋問を経験できたことは財産になっているね。
一番の魅力は人
チームで協力して、奮闘して
本気でプロフェッショナルを追求
ー今後、どのようなキャリアを積んでいきたいですか。
山中:若手のうちは特に目の前の仕事に向き合うことに精いっぱいですが、Y&Pで多様な案件に取り組みながら、自身の柱というか、強みとなる分野を見つけていければいいなと思っています。 また、Y&Pは出向や留学を積極的に推進しているので、機会があれば留学で知見を深めたり、出向を通してクライアントにより密接に関わったりできればいいなとも思っています。
杉山:私は、留学もしたいし、官公庁への出向(任期付公務員)にも興味があります。また、私は学生時代のすべてを野球に捧げていたので、スポーツ業界にも足を踏み入れたいという思いはあります。 ただ、今は自分自身の可能性を狭めないことが大切だと思っていて、常に、広く、高くアンテナを張って、自分の情熱を注ぎたいと強く思うものが見つかったときに、全力で登っていけるだけの経験と体力はつけておこうと思ってるというのが本音です。
ー若手弁護士としてY&Pで働くことの魅力について教えてください。
山中:やっぱり1番は人だと思います! これまでの人生で会ったことがないくらい優秀な先生が揃っているので、そんな先生方と日々一緒に仕事ができる環境はとても恵まれているなと思います。
杉山:私もプロフェッショナルを追求していることであると思います。 Y&Pは、「日本の第一人者たる弁護士が到達すべき最高のクオリティをもつリーガルサービスの提供」という基本理念を掲げていますが、この理念を全うしようとチームで協力して本気で奮闘していること、それ自体が魅力だろうと思っています。